ブログ2011/03/29

の大渋滞となりました。　最初は南の大同へ迂回しようと思い涼城方向へ峠を登りましたが途中でトラック群の大渋滞に会い、峠道なのでトラックの脇をすり抜けることもできずに引き返して更に別の道を通ろうとして峠の頂上まで行きましたがそこから先は雪道で車が登らず断念。　結局、フフホトに引き返しました。　ここで道程のロスは往復１２０Ｋｍ。　フフホトまで戻ってから高速道路に乗りましたが結構スムーズに車が流れており、もう渋滞は終わったのかなと安心しながら走っていましたらフフホトの境界線を越えるころにガツンと停まり全然動かなくなりました。　前のトラックの運ちゃんに聞くと先は６０Ｋｍの渋滞と教えてくれましたが、運ちゃんたちはトラックから降りて車道の真ん中に輪になって皆で座り込み、近くに停まっている知らない運ちゃんどうしでトランプ（もちろん賭博）をしていました。そうしているうちに逆走してくる車があり（中国の高速道路では普通の事）私も逆走して過ぎたインターチェンジ（１０Ｋｍ程）まで戻ろうかなと考えてた時に来ました後ろから神様が、そうです天下の警察車両が（偽物か本物かは知りません）
直ぐに後にピッタリ付いてサイレンを鳴らして路肩走行をする警察車両の後ろを追いかけました。　直ぐ後ろを見るとそんな車（乗用車のみ）が１０台くらい連なっていました。　気分は最高！（それが上の路肩走行をしている写真です）警察車両も自分たちが早く帰ることだけ考えているのか後ろから付いてくる車両には一切興味を示さず、お咎めも無しでした。　そのまま１０Ｋｍくらいは走行したと思いますが次のインターチェンジに着いたので迷いましたが高速道路を降りました。（所によっては路肩も渋滞するようになってきたので途中まで並走している一般道を走ろうと決めた賭けにでました。（結果的には大当たりでした）下の道も結構トラックが居ましたが先ほどの経験で路肩をぶっちぎりです。　そうして４０Ｋｍくらいは下の道を走ったでしょうか。　やっと先のインターチェンジ（卓資山）が見えてきました、そこでも警察官が普通車を誘導してくれて優先的にインターチェンジに入れてくれました。（トラックの皆さんごめん、中国のトラックは本当に可哀そうです）それからはスムーズに流れて北京には１４時間で到着しました。（６０Ｋｍ渋滞を並んでいたら次の夜になっても到着しなかっただろうと思います）　どうですかこんな高速道路が日本に有ったら？　それから高速道路上で渋滞して停まっていた時に見ました。　おばちゃん／おじいちゃんが車線の上を荷台に箱を括り付け自転車で漕いで来るのを。　箱の中身はカップラーメンや饅頭です。　それを通常の4倍ほどの価格でトラックの運ちゃんに売りつけます。　運ちゃんも時間とガソリンを無駄にしてさらに農民から食料代をぼったくられるのでやってられないとこぼしています。　　中にはあまりにも長い時間渋滞で停まっているのでそのまま運転席で寝込み、前はとっくに進んでがら空きなのに後ろのトラックは前が見えないのでおとなしく待ってる光景が何度も見られました。　でも渋滞中に病気になったらどうするんでしょうかね。　将来失業しても中国でトラックの運転手にだけはなるのを避けようと思いました。