中国で見聞きしたり、実際に体験した事をブログにしています。

中国見聞録(ブログ)

一番左と中央の写真は張家口のサービスエリア/ガソリンスタンドです。
右の写真は途中延慶県官庁水庫に作られた風力発電設備で全部で33機あります。

草木が殆どない山々で強い風が吹く時期は日本まで黄砂が飛んで来ます。

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この辺りの長城はレンガを切り出せるような岩山が無いため土を着き固めただけの長城が多いため、風化と開発により壁は無くなり、わずかに烽火台だけが残っている所が多いです。

右の写真は4月1日に撮られましたが前夜に雪が降り山々に積もりました。
やはりかなり標高は高いようです。

明の長城という名は現代になってから付けられた呼び名です。 明の時代には長城でなく『辺墻』と呼ばれていたそうです。

(サムネイルをクリックすると大きな写真がご覧になれます。)

この辺りは年中風が強く吹きつけれれる黄砂により「サンドブラスター」状態に晒されているようなので、この先何年長城が見られるか分からない気がして心配になります。

北京から300Km程離れた内蒙古自治区興和県にあり、張家口と烏蘭察布(ウランチャブ)の中間に位置しています。
北京から西藏(チベット)までの高速道路(京藏高速)を車で往復した時に途中で見えた長城です。 すべて走っている車の中から撮影したもので、近くに行くにはガードレールを超えて登って行かなければなりません。 聞いた話によると、ここ内蒙古自治区内には、戦国、秦、漢、西晋、北魏、隋、唐、金、明の各時代に築かれた長城が分布しており長城調査の重要なポイントになっているそうです。 自治区内の現存する明代長城は全長で555Kmですが、風化や人為的要因の高速道路等のインフラ整備等で消滅した部分の長城は全長の22%に相当するそうです。 

北京から西藏(チベット)までの高速道路(京藏高速)ですごい渋滞を起こす悪名高き高速道路です。(この時の事はベットブログに書いております)