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中国見聞録(ブログ)

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一部観光客用に修復された部分も有りますが観光客はあまり多くはありません。ここの長城を知っている観光客はとってもマニアックな人だと思います。

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当時どうやって麓から切り出した石のレンガを上まで運んだか、想像するだけでも恐ろしいです。 その昔、死者/逃亡者が続出したであろう事は想像に難くない。

門の入り口下にある穴はどうも閂を差すようです。 その当時今のような工具が無い時代、どうやって正円の穴を開けたのでしょうか。

麓にあるダムは旨く長城とダムを繋ぎ合わせて一体感を出しています。
ダムから長城へ登る入り口があります。

この長城も麓に水を湛え、麓にダムと滝を有しております。  

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この長城も未修復な場所が多い長城です。

遠くに長城を望みます。

北京から65Kmに位置し、観光客が少ない長城です。 この長城の別名は「難攻不落長城」です。 いわれは、その昔明代に朝廷から長城建造の為、派遣された大将軍「蔡凱」が工事監督しましたが、その時に工期があまりにも長すぎてゆっくり造っていて手抜き工事をしているとある人物から讒言され、それに因って処刑された。  後になって皇帝が調査を行い、とても急峻な場所に建設しているため工期が掛かり、その長城は堅牢を極め非常に優れた物であると判明した。
しかし本人は処刑された後で、本当に後の祭りであったため、皇帝は本人の名誉を回復し、長城の下の岩石に「難攻不落」と彫らせました。

長城の麓には農民が金儲けのために山から出る清水を使って虹鱒を養殖していた。
この近辺はたいしたレストランも無いため、村の観光客用簡易レストランに虹鱒を卸している。
観光客はそのレストランの釣堀で虹鱒釣りを楽しみ、釣ったものを直ぐに料理してもらい食す。
因みに釣った虹鱒をそっと池に戻すと、レストランのおやじからめちゃくちゃ怒られる。
一度釣り上げると魚に傷が付くことと、別に釣堀代は取っていないので客に釣りだけ楽しまれると店は何も儲からないからです。